「ライオンキング」、「サイの赤ちゃん」が手を携えて万博ケニア館に登場

6月7日午前、ケニアから来た2組の野生動物の生体標本「ライオンキング」と「サイの赤ちゃん」がアフリカ連合館内のケニア館で展示された。開幕式には、ケニア輸出促進局のHon.Njeru Ndwiga EGH議長、ケニアのJulius Sunkuli駐中国大使、ケニア館のOtieno O.Maurice館長、アフリカ連合館のDilou Youlou当値館長、上海万博局アフリカ連合館管理部責任者が出席した。

東アフリカに位置するケニアは「野生動物天国」として知られており、境内の大草原には象、キリン、角馬、チーターなどの珍しい野生動物が生息している。アフリカ大陸に足を運ぶ機会のない観客に、本物のアフリカの野生動物を目撃して体験してもらうために、ケニアからは遠くないうちに自国からライオンと幼生サイという貴重な生体標本が運ばれてきた。

Hon.Njeru Ndwiga EGH氏は挨拶の中で、この2つの動物標本は環境と野生動物の保護におけるケニアの大きな努力を表現しており、万博のテーマは「都市、生活をより美しくする」であり、ケニアはこのテーマをさらに「発見の城、調和の城」として紹介した。ここの「調和」には都市の持続可能な発展と、自然環境や野生動物の保護も含まれている。連携して野生動物、特に絶滅危惧種を保護し、危険や不利な環境から離れて安全に暮らしてほしい。

今日から2つの標本が特製のガラスケースに置かれ、各方面の賓客を迎える。「ライオンキング」のたてがみは濃密で、体形はたくましく、百獣の王の威武雄姿を現し、「サイの赤ちゃん」はよろよろと歩き、無邪気でかわいらしいようで、生き生きとした標本は多くの観光客と動物愛好家を引きつけた。