ユニクロの第1四半期の海外市場営業利益は28%減
ファーストリテイリンググループは1月9日、2020会計年度第1四半期(2019年9月~11月)の業績報告を発表した。同報告書によると、グループの同四半期の総合収益総額は前年同期比3.3%減の6234億円、総合利益総額は12.4%減の916億円だった。収益と利益が共に減少したのは、主に韓国の日本製品ボイコットや香港などの影響があった。
主力ブランドのユニクロ日本市場の第1四半期の収益は2330億円(前年同期比5.3%減)、営業利益は385億円(同1.6%増)と、収益の低下を記録して増益となった。ワイドパンツ、ニットなどの新品や、衛衣、タイツなどのトレンドアイテムは多数販売されているが、気温上昇による防寒衣料の需要減に加え、話題の商品の魅力が顧客に十分に伝わらず、同店の売上純額が低下している。
一方、ユニクロの海外市場の第1四半期の収益は2807億円(同3.6%減)、営業利益は378億円(同28.0%減)となり、収益、利益ともに減少した。このうち、韓国と香港事業はいずれも収益の大幅な低下と経営赤字を記録したが、この2つを除いた海外ユニクロの業績は収益、利益の両方を記録した。
GU(エクストリーム)事業セグメントでは、当期第1四半期の収益は729億円(同11.4%増)、営業利益は123億円(同44.4%増)と大幅な増収増益を記録した。同事業部は、気温上昇に対応した商品構成が功を奏したことに加え、テレビCMで宣伝されたニットや薄手のコートなどの販売が好調で、同店の売上高は純増加を記録した。
今回のユニクロ海外市場の売上高は3.6%減少し、2017年の1回0.2%の小幅な下落を含めなければ、ユニクロの海外売上高が10年ぶりに下落することになる。同事業の営業利益は28%減少し、2016年以来初めて減少した。
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