マケドニア税関：中国の偽スニーカー発見は困難

マケドニア商業月刊誌によると、マケドニア税関総署署長のバンソ・カルゴフ氏はこのほど、「2007年にマケドニア税関は200の個別の車両に関連して146万点の各種偽商品を押収した。これは2006年の7万点の偽商品に比べて驚くほど増加した。2006年に知的財産権に関連する事件は47件、2007年には現在207件に達している。80万点の偽商品が廃棄され、ほとんどの偽商品はNIKE、ADIDAS、HUGOBOSS、NOKIA、LANCOMEなどのブランド品だった。62%弱の偽物はマケドニアで通過した。 マケドニアの専門家によると、マケドニアで出現した偽商品の規模は、他の隣国と同等だという。幸いなことに、これまでマケドニアで発見された偽商品には食品がなかった。 専門家によると、価格のほかに、偽物は包装やスペルミスの商標から見分けやすいという。最も発見しにくいのは中国から来た偽のスニーカーで、それらはよく正札の包装箱を使っているからだ。マケドニアの小さな国では、大きなコンテナが荷を下ろす港がないため、偽物の商品の規模は小さい。 偽商品への打撃の一環として、マケドニア税関は2007年9月と10月に知的財産権保護のキャンペーンを組織した。