アディダスの中国店舗は6300店に増加

ドイツのスポーツ用品メーカー、アディダス（Adidas AG）（ADSG.DE：相場）大中華圏小売事業副総裁のフレデリック・セイラー氏は木曜日、2010年までにアディダスの中国店舗を6300店に増やす予定で、現在4000店を超えると明らかにした。 
Seiller氏によると、アディダスの中国事業は世界経済の減速の影響を全く受けておらず、同社は中国のスポーツウェア市場の見通しを楽観している。
今年6月、アディダスの世界最大の旗艦店が北京三里屯にオープンし、敷地面積は3170平方メートル。Seiller氏によると、2010年までにアディダスの中国での年間売上高は10億ユーロに達する見通しだ。しかし、彼は現在の売上高を明らかにすることを拒否した。
アディダスは過去3年間に中国で店舗をオープンしたスピードは1日3店で、ナイキ（NKEN：相場）を超えて中国のスポーツ用品市場のトップになることを目指している。アディダスは中国での店舗拡張を続けるが、大都市での拡張速度は減速する。「市場にはまだ大きな発展余地があるので、出店を続けます」とSeiller氏は付け加えた。